仏滅の引越がオススメ?
若い人はそんなに気にする人は少ないかもしれませんが。
引っ越しをするにあたって、日柄の良さを気にする人はいます。
普段は気にしない人でも、「仏滅」の日に引っ越しをすると聞けば、なんとなく不安になってしまう人もいるかもしれません。
しかし、実は仏滅は、引っ越しにとって非常にメリットのある日なのです。
仏滅は引っ越しが割引になる可能性がある!
仏滅は、中国で生まれた吉凶を占うカレンダー、六曜の一つです。
「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6種で、中国の軍師はこの六曜により日柄を見て戦略を立てたといわれています。
日本でも、結婚式には大安がよいといった習慣があるのをご存じのかたは多いでしょう。
なかでも仏滅は凶日とされ、めでたいことをやらないように避けられてきました。
結婚して新居へ移るような引っ越しの際に仏滅を選ぶと縁起が悪いといわれるため、とくに年配者はこの習慣にこだわることが多い傾向にあります。
この慣習に引っ張られて、若い人も「わざわざ日柄の悪い日を選ぶことはない」と、仏滅に引っ越しを避ける場合があります。
つまり、仏滅は引っ越し会社の予定が最も空いている可能性が高い日ということになります。トラックや人員を遊ばせておくよりは、仕事が適度に入ったほうが助かるので、仏滅の引っ越しは大歓迎という引っ越し会社はけっこう多いのです。
さらに、割引価格にしてくれる可能性が高い日ともいえるでしょう。
引っ越し費用をなるべく抑えたい人はもちろん、多くの人が新生活を始める3月に引っ越しを予定している人にも、とくに仏滅を狙うことをおすすめします。
繁忙期でも、比較的余裕のある日だからです。
物事を始めるためには最高の日という解釈も
仏滅に引っ越しをすると決めた場合、不安に感じる親族もいらっしゃることでしょう。
身近な人から反対された場合は、六曜の考え方を逆手にとって説得するのが一番です。
仏滅という漢字だけを見ると、「仏が滅する」と書くため何だか恐ろしいことが起こる気がしてしまいますよね。でも実は、「仏滅」にはそもそも「物滅」という漢字があてられていました。仏の文字があてられたのは、近年になってからのことなんです。
そして、「物滅」には「ものごとがいったんリセットされ、新たにスタートする」という解釈があるのです。これは、引っ越しには最強の日柄ではないでしょうか。むしろ、万事によい日とされる大安よりも、引っ越しに向いている気すらしてしまいます。
仏滅にこだわっている人には、この由来と解釈を教えましょう。
態度が軟化するかもしれませんよ。
まとめ
仏滅という日柄を許容するだけで、オトクな引っ越しをすることができます。
家族の説得には六曜の知識を使いましょう♪
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