黄砂の対策!家の中に入り込んでくる黄砂をシャットアウトしましょう!
黄砂の対策!家の中に入り込んでくる黄砂をシャットアウトしましょう!
黄砂が舞う春先は、空が黄土色に染まって、外に洗濯物を干していると黄砂が洗濯物についてしまったり、家の外壁や車が黄砂まみれになってしまうこともありますよね。
さらに、黄砂は健康に悪影響を及ぼすこともあるんです。
そんな厄介な黄砂ですが、対策をすれば黄砂が吹き荒れる時期でも快適に過ごすことができます!
黄砂は、中国大陸内陸部の乾燥・半乾燥地域で風によって数千メートルまで巻き上げられた土壌や鉱物粒子が、偏西風に乗って日本に飛来して広範囲に飛散する気象現象のことをいいます。
黄砂は従来自然現象であると理解されていましたが、現在は森林減少、土地の劣化、砂漠化などといった人為的影響もあるとして環境問題の認識が高まっています。
また、PM2.5とは、大気に浮遊する粒子の直径が2.5マイクロメートル以下の粒子状物質の総称。
スギ花粉の1000分の1程度の大きさで、黄砂の粒子もPM2.5に含まれます。
そんな粒子の小さい黄砂を吸い込んでしまうと、喘息や気管支炎などの呼吸器系疾患やアレルギー症状、循環器疾患のリスクも上昇すると言われているます。
また、大気がかすんで視界の悪化を招いたり、田畑の農作物に降り積もり悪影響を与えることも。
現在では、観測技術の発達によって、気象庁から精度の高い黄砂情報の発表がされているので、基礎疾患のある方は特に黄砂情報をチェックして注意した方がよいでしょう。
黄砂の季節到来!洗濯物は部屋干しが基本?外干しはNG?
この時期になると、「黄砂が気になって洗濯物を外干しできない」と悩むママ・パパも多いのではないでしょうか?
今回はそんな悩みを解決するために、黄砂の時期の洗濯物の干し方や洗い方についてご紹介します。
黄砂とは?黄砂情報はどこでわかる?
黄砂対策をするためには、まずは黄砂がどのようなものなのかを知っておく必要があります。
黄砂とは私達にどのような影響を与えるもので、自分の住む地域にはどれくらいの黄砂が降っているものなのか、詳しく見ていきましょう。
黄砂とは?
春先になると、車のフロントガラスや道路が黄色くなっているのを見かける機会が増えますよね。
これが「黄砂」です。
そもそも黄砂とは、「中国の砂漠地域で舞い上がった砂塵が偏西風に乗って海を渡り、春先に日本に降り注ぐ現象」のことを指します。
昔は「黄砂=自然現象」と解釈されていましたが、最近では黄砂の頻度や被害報告が格段に増えているため、もはや黄砂は「自然現象」ではなく「環境問題」として認識されるようになってきました。
黄砂情報や黄砂予測はどこでわかる?
黄砂は毎日一定量が降ってくるわけではなく、その日ごとに量が異なり、住んでいる地域によっても総量が変化するものです。
そのため、自分の住んでいる地域にどれくらいの黄砂が降ってくるかを知りたい場合は、自分で黄砂情報を確認する必要があります。
黄砂情報や黄砂予測は気象庁や日本気象協会がアプリやWebで発表しているので、気になる方は毎朝起床後にチェックする習慣をつけるといいでしょう。
いつ頃がピーク?
黄砂はアジアの砂漠地域で砂嵐がよく起きる、2〜5月頃に頻繁に発生します。
ピークは4〜5月頃で、特に福岡などの中国に近い地域は他の地域と比べて被害が大きくなりやすい傾向にあります。
そして気温が上がり季節が夏へ移り変わっていくと、日本付近では偏西風が弱まってくるため、黄砂の時期も終わりを迎えます。
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